社労士試験の講座選びでかなり迷ってます。今はWeb機能があるから、社労士講座をやってるスクールっていっぱいあるんですね。
選び方のポイントってありますか?経験者からの話を聞きたいです。
ホントですね!出不精ママもかなり悩みました。
出不精ママの経験でよろしければ、社労士予備校選びのポイントをお話ししましょう。
社労士試験合格のための予備校選び ポイントは1つだけ
結論から先に言うと、予備校選びのポイントは、自分の事情や好みに合致したサポートを提供してくれる予備校を選ぶ。それだけだと出不精ママは思います。
え?テキストや問題集の内容とかの方が重要なのでは?
「ネットで検索すると上位に上がってくるような有名どころであれば」というのが条件ですが、その条件を満たす予備校ならどこでも、合格レベルに達する内容を十分備えているのではないでしょうか?
ここでもう一度、社労士試験の傾向を振り返ってみると、
全体としては、7割正解すれば合格する。計算問題や考える問題は少なく、単純に暗記していれば解ける問題が中心。
選択式・・・激易と激難の問題が混在している中、各科目に5点中3点という厳しい足切りがある。
択一式・・・各科目に10点中4点の足切りがあるが、基本的な問題を確実に正解できれば4点は容易にクリアできる。
まとめると、基本を正確に押さえて、うろ覚えをなくしておくことが社労士試験の合格には必須です。
有名どころの予備校のテキストや問題集は、当然、基本事項は必ず掲載しているはずです。したがって内容的には、どの予備校でも条件を満たしていると言えませんか?
なるほど、基本問題についてはわかりました。
でも、激難問題、つまり選択式の労働一般常識と社会保険一般常識の2科目に関してはどうなんですか?
的中率の高い予備校とかないんですか?
社労士試験の最大難関 選択式の労一と社一 的中率の高い予備校はあるのか?
結論を言うと、出不精ママはないと思います。
選択式の的中率を公開している予備校もありますが、一般常識に限っては、当たる年もあれば当たらない年もあるし、どこの予備校も当たらなかった年もあります。(ただし出不精ママの受験したここ5年間)
過去問で一例をあげてみましょう。
1 我が国の労働の実態を知る上で、政府が発表している統計が有用である。年齢階級別の離職率を知るにはA 、年次有給休暇の取得率を知るにはB 、男性の育児休業取得率を知るにはC が使われている。
2 労働時間の実態を知るには、D やE 、毎月勤労統計調査がある。D とE は世帯及びその世帯員を対象として実施される調査であり、毎月勤労統計調査は事業所を対象として実施される調査である。D は毎月実施されており、就業状態については、15歳以上人口について、毎月の末日に終わる1週間(ただし、12月は20日から26日までの1週間)の状態を調査している。E は、国民の就業の状態を調べるために、昭和57年以降は5年ごとに実施されており、有業者については、1週間当たりの就業時間が調査項目に含まれている。
① 家計消費状況調査 ② 家計調査 ③ 経済センサス ④ 国勢調査 ⑤ 国民生活基礎調査 ⑥ 雇用均等基本調査 ⑦ 雇用動向調査 ⑧ 社会生活基本調査 ⑨ 就業構造基本調査 ⑩ 就労条件総合調査 ⑪ 職業紹介事業報告 ⑫ 女性活躍推進法への取組状況 ⑬ 賃金構造基本統計調査 ⑭ 賃金事情等総合調査 ⑮ 有期労働契約に関する実態調査 ⑯ 労働基準監督年報 ⑰ 労働経済動向調査 ⑱ 労働経済分析レポート ⑲ 労働保険の徴収適用状況 ⑳ 労働力調査
正解は、Aは⑦雇用動向調査、Bは⑩就労条件総合調査、Cは⑥雇用均等基本調査、Dは⑳労働力調査、Eは⑨就業構造基本調査でした。
この年の労一は激難で、2点救済が実施されました。
社労士試験の一般常識の出題傾向として、「数ある統計調査の中のどのデータが出題されそうか?」という予想は、毎年、各予備校が一般常識のテキストに載せています。
でもまさか、この第52回の試験のように「統計調査資料の名称そのものを問う問題がしかも5問すべて出題される」と予想できた予備校は、たぶん1校もなかったでしょう。
社労士試験とは全然関係ない例ですが、
1990年の日本のバブル崩壊を事前に的中させた凄腕ファンドマネージャーは、 2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックを次々予想できたのか?
たまたま的中することはあるけど、株の大暴落を連続して、しかも長期的に言い当てることができる人なんているの?
同様に有名予備校の予想も、一般常識については、当たる年もあれば当たらない年もあると思います。
社労士試験は1点の差が合否を分けることも十分ありえるので、自分の選んだ予備校がたまたま当たったら、ラッキー!
各予備校とも、基本問題については合格レベルに達する内容は十分備えているけど、激難問題についてはどこも十分に備えられないって言いたいんですね?
選び方の体験談 出不精ママの選んだ予備校はどこ?
では、予備校選びのポイントは自分の事情や好みに合致したサポートを提供してくれる予備校を選ぶこと
とおっしゃいましたが、具体的には?
わかりやすい例をあげると、忙しい子ちゃんなら、予備校の通学と通信ならどちらを選びますか?
出不精ママの場合は母親の介護、ワーキングマザー忙しい子ちゃんなら子育てがあるから、通学は無理。
でも逆に身軽な人なら、通学の方を選択する人もいるでしょう。そうすると当然、選択肢は通学をやっている大手予備校に狭められてくるわけです。
ここからは、出不精ママの経験談を例にあげましょう。
出不精ママは独学3年間、残り2年間はクレアールさんを選びました。
なぜなら、出不精ママの事情に沿ったサポートを提供してくれると思ったからです。そのサポートとは複数ありますが、以下の通りです。
出不精ママの事情や希望 | クレアールさんのサポート | 補足やポイント |
経験者コースがあること | コスパの良い経験者コースがあった | 3年間の独学経験があったので、基本講座は必要なかった |
過去問や予想問題が充実していること | 過去問はもちろんのこと、答練マスターやハイレベル答練などの問題演習が豊富 | 3年間の独学経験があったので、インプットよりもアウトプットを重点的に勉強したかった |
自分がシニアなので、講師も落ち着いた人がいいな! | 出不精ママと年齢の近い、落ち着いたベテラン講師(お試し講義を聞き、斎藤先生の落ち着いた話し方が聞きやすかった) |
申し込みの前、お試し講義の視聴は必須! できれば講師選びも!ただでさえ退屈な1年間の勉強。自分にとって印象の良い「わかりやすいな」と思う講師でないとね! |
息子2人が大学生で、まだまだ家計は火の車 | 早期申し込みで、大幅な値引きがあった! | しかも多数の特典(無料でオプション講義)付き |
気が小さくあがり症、「また選択式1点差で落ちるんじゃないか」という不安 | 2年目も受講料がかからないというセーフティコースを設置 | 落ちたら来年もお金がかかり、母親や夫に申し訳ないというプレッシャーから解放してくれた(実際2年かかったから、ホントに助かった!) |
クレアールさんは、コストパフォーマンスが最高!大幅値引きがあるのに、品質は申し分ないです。
逆に、クレアールに向かない人ってどんな人ですか?
明確に言えるのは、Web講義しかないので、通学が第一希望の人は向かないですね。
また出不精ママの個人的な意見ですが、
・講師だけでなくテキストも二色刷りで落ち着いている ⇒ フルカラーで明るいのが好みの人は合わないかも
・セーフティコースがあるから安心 ⇒ 裏を返せば「2年間かけてもいいや」と油断してしまう
以上を考えるとクレアールさんは、出不精ママのようなシニア経験者とか、プレッシャーに弱い人、気の弱い人向きかもしれません。
ぜひ、資料請求してみてね!
まとめ
・社労士試験合格のための予備校選び ポイントは1つだけ。 自分の事情や好みに合致したサポートを提供してくれる予備校を選ぶ。
・出不精ママがクレアールを選んだのは、経験者でシニアという自分の事情に合っていたから。
・クレアールは、通学はやっていないが大変コスパの良いおすすめのスクール!