20代のわたしには、お金に関しての不安など1点もありませんでした。
~時は1980年代バブル~
W大を卒業後、大手IT企業に就職。
8年目にして年収は850万。
そして仕事で知り合った、大手通信会社の現夫と結婚。
金持ちというわけではなかったが、子供の頃から(父は安定した公務員の管理職だったし)新婚の頃まで、お金に困るという経験は一度もなかったわたし。
だが、長男がおなかにできて仕事をやめたのち(仕事はまたいつでも見つかるという甘い考え)バブル崩壊。
~だんだん世の中の状況は変わってきた。失われた30年に突入~
次男も生まれ仕事を辞めてしまったわたしは、子どもにお金がかかり家計をやりくりしなければやっていけないということを初めて経験した。
それでもわたしはなかなか変われなかった。
今まで味わってきた生活水準を変えれなかったのだ。
~そして2人の息子の子育てに追われながら、あっという間にアラファイブ~
その間、夫は大手通信会社に勤務し年収は1,000万円以上あったにもかかわらず、今になって気づくと貯蓄は0円。
残ったのは、住宅ローンと息子の奨学金、つまり借金だけ。(幸いカードローンやサラ金に追われるほどの借金はしなかったが。)
~しかし、事態はますます悪くなる~
夫の給料が、50代後半になると役職定年、その後も下がり続けた。
なのに年金は60歳になってもまだもらえない。社会保険料はじわじわ上がる。消費税も上がる。
このままだと老後難民になるかもしれない。
一体何が悪かったのか・・・?
このままではいけない。
わたしは、お金に関する本やネットを読み漁った。
すると、あるお金の本にこう書いてあった。
「同じ年収1,000万円でも、老後に1億円近く貯まっている人もいれば、貯蓄0円の人もいる。この2世帯の差は何か?それは、一言でいえばお金に関して計画をしていたか、いなかったかである。」
わたしはこの言葉に強い衝撃を受けた。
我が家のケースは、まさに後者のケースだ。
自分のプライドや見栄のために、また若い頃しみ付いたぜいたく癖のために、生活水準を変えられず、どんぶり勘定でお金を使い続けてしまったわたし。
この本の通り、わたしや夫には将来の生活設計や計画もなく、何も考えずに子供を産んで家を買い、ぜいたくな買い物をし続けていた。
家計簿1つ、つけたこともなかった。ましてや経済やお金の勉強など皆無。
それを今になって気づくなんて・・・本当にバカだった。
まさにこの本は、目からウロコだったのだ。
後悔してももう遅いのだろうか?
いや、まだ遅くない。
子供たちの将来のため、夫とわたしの老後のため、今からでもお金の計画を立てて実行しよう。
節約を、副業を、投資を!
はじめまして、出不精ママと申します。
お出かけ嫌い、家にいるのが好きな60代自然派主婦。
お気に入りのカフェオレを飲みながら好きな本や漫画を読み、ゆっくりまったりするのが至福のひととき。
神奈川県在住、家族5人暮らし(実母・夫・息子2人・わたし)。
仕事は扶養範囲内のパートで、労務・人事・給与を担当しています。
保有資格は簿記検定2級。2020年に社労士試験に合格したけど、介護3の母親がいるので、社労士登録は未定。
怠け者で面倒なことはお尻に火が付かないと、ギリギリまでできない性格です。
遅ればせながら、55歳頃から始めた節約・副業・投資について、素人主婦の目線でわかりやすく綴っていきたいな。
プライベートなことで恐縮ですが、認知症の進んだ実母の面倒を看ていると「いつか自分もこうなるのかな?」とつくづく思う今日このごろです。
息子たちには迷惑かけたくないので、55歳からスタートし80歳までの25年間で5000万円貯めて「迷惑かける前に高級老人ホームに行きたいなあ」と思い、サブタイトルにしました。
このブログに来てくださる皆さまも、自分のため、家族のため、日本の明るい未来のため、出不精ママと一緒に、節約・副業・投資を始めませんか?